14日目(リーダー日一日目)

本来は福井〜マキノだったがロスだしこの(遅くない)班なら行けるとのことなので「ながはま」まで行くことにして距離が変わり距離が98kmから125kmに。
昨日巡り会わせたチャリダーさんと写真を撮った後、別れを告げる。そしてけふの朝飯を食うってことでコンビニを目指して走り出す。
少しばかり走ってコンビニに到着。そこでは犬が寝そべってた「死んでるのか?」と思って近付いたら目をパチッと開けたので死んでいなくて寝ていたようだ。そして飯を食った。班員とその犬について話し合った。「首輪が無いってことは野良だろうか」「それにしては毛並みが綺麗だ」、「野良にしては人懐こい」「本当に人懐こいのはもっと尻尾を振って寄って来る」、「近所の人に愛されているんだろうか?」など。出発直前にIが「犬にあげる餌を買い忘れた」と言っていたが「野生動物に餌をあげちゃいけない」と注意しておいた。
出発して大分したあと靴紐がペダルに絡まってしまったので止まって靴紐を締め直す。皆は少し先で待つことにしたようだ。待ってたところで変な紐がある。Yが触るとどうたらこうたら言っていた。しかし、それはYによって仕組まれた巧妙な罠だった。「怪しそう、でも気になって触っちゃう。」ビクンビクン。要するに電気が流れてたってこと。野生動物が入って来れないようにするってことか。
そしてしばらく走りつづけると休憩できそうなとこ発見。とりあえずなっちゃんりんごを飲んでみる。普段こうやって自販機やコンビニで飲み物を買う機会が少ないから見慣れない商品は優先的に買うように心掛けている。やはり走った後のジュースは美味しい。トイレは清掃中だそうなので他のとこまで行こうかと相談する。行こうとした矢先に清掃が終わったのでトイレに行ってみる。なんとそれこにはすげぇ悪趣味なトイレがあった。だって無駄に広くて石燈籠が中に入ってるんだぜ。出ようとしたところでMがトイレに行ってきた。そして戻って来たところであのトイレ使ったのかと聞いたら使ったと答えた。よくあんな悪趣味な環境で用を足せるものだ。
それから走った後釣り餌とかが売ってる店で休憩を取る。花札が売っていたんだがちゃんと任天堂製があって安心した。蜘蛛をからかってみたんだがこいつがすげぇ動きが早い。トイレで水を補給しようとしたら水勢が強すぎてすげぇ跳ねた。そして休憩&ルートを確認後出発。
しおかぜラインは割合下り気味で楽だった。このまま楽勝で次の目的地に着くと思われた。しかし、その期待はあっけなく裏切られた。しおかぜラインを抜けて別の道と合流するとそこで待っていたのはトラックの軍団だった。そしてしばらく行くと渋滞していた。工事による片側車線である。何もない状態だとウザいで済んだがトラックと高い気温のせいでたちまちデスマーチに変わる。そこを抜けたところでメシ屋とコンビニを見つけたのでそこで休もうしたが「どうせならトラック地帯を抜けてから飯を食いたい」との話なのでやはり先まで進むことに。8番線を進むとトラックと一緒に走りついにコンビニ到着。
着いた時に頭が痛いことに気付いた。この場所にコンビニがあって本当に良かった。ここに無かったらもしかしたら熱中症か何かでぶっ倒れていたかもしれない。Yがアイスを奢ってくれた。今回は「引き、お疲れ様」って事で自分にも奢ってくれた。しかし、それはYによって仕組まれた巧妙な罠だった。弁当コーナーを見てもガッツリ食べられそうなものが見当たらないので、しょうがなくどこぞの女子の弁当みたいに小さい三色弁当とカップラーメンを食べることにする。我ながら、これは似合わないなぁ。

カップ麺を食べた後、その三色弁当を食べようとするとアイスのことを盾に女子っぽいポーズを取らせて写真を撮ることを要求される。ケータイで送信されるのは嫌だったので撮るならデジカメで撮らせるようにする。しかし、デジカメで撮ると見せかけてケータイで撮られてしまう。実際その後送られたかどうかは分からないが。
長い間休憩後、また出発、そこには峠が待っていた。皆を先に行かせて自分はゆっくり登ることにする。他のボス的な峠(美ヶ原と荒山峠)程じゃなかったが結構きつかった。頂上まで行ってしばらく休んだ。汗をかなりかいてしまったので干してたタオルを使って拭くことにする、何でこれまでこういう風な使い方をしなかったのだろう。そして出発。
しばらく走ってコンビニ到着。どうせ走るならいかりの湖(琵琶湖)に沿って走りたいとのことなのでそうする。しばらく休憩後出発しようにもNの姿が見当たらない、後輩に「そこにいますよ」と言われてようやく発見。自転車と自転車の間で座り込んで寝ていた。そしていかりの湖沿いにを目指してd走ることにする。途中後輩たちに「間違っているのでは?」疑われるがその場で道を確認したところ道があっているようなので再出発。まぁもっと最適なルートはあったけどね。
そしていかりの湖沿いに到着。着いたので赤いギャラドスヘドロばくだんわざマシンを探すが全然見つからない。しばらく行くと道の駅「みずどりステーション」を見つける。ここは去年Yが行ったところらしい。こう言うデジャヴって楽しいよね。懐かしさもあり立ち寄ることに中を見るとなんといかりまんじゅう(ただいかりの湖近くで売っていた単なるまんじゅうのこと)が売っていたので買わずにはいられなかった。

あとスタンプを大量に見つけたのでスタンプ帳(と言う名の正方形のメモ帳)に押しまくった。
そして再出発、撮影に適当な場所を探しつつ走る。丁度良さそうな場所を見つけたので止まって撮る。逆光で撮りにくかったが何とか撮影。Yは去年もこの場所で写真を撮ったらしい。あと水切りしたりよく分からない石を投げる遊びをしてから再出発。

そして今夜の宿泊場所の公園に到着する。よく見ると昨日も遭遇したA班のKを発見。とりあえず声をかけてみる。同じ銭湯を使う予定だったがどうやら18:00で閉まってしまうらしい(着いたの17:30くらい)、しょうがないので別の銭湯を調べようとするがとりあえず駄目もとで銭湯へ行くことに。
入っても良いかを聞いたら大丈夫らしいので入ることにする。入ってしばらくすると向こうの班も入ってきた。脱衣所に行くといくつものケータイが充電されていた。そしてチャリのとこへ行くとぬこが近づいてきた。ずいぶんと人懐っこいな。
そして夕飯の買出しのためスーパーへ向かう。今夜の夕飯は焼きそば。量が少ないことを警戒して間食用の揚げ物を多数買う。お酒も2本買った。
公園に戻って自炊を開始する。向こうの班も同じ場所に泊まるようだ。とりあえず自分は米が無いためいつもの米の水加減の仕事が無いためMと一緒にテントを立てる。Mはテントの立て方を理解してくれてるのだろうか。あと天気予報を見たら雨が降るようなのでフライシートもかぶせた。終わったところでまだまだ料理は出来ていないようなので適当にNの身の回りの手伝いをしてみる。出来ることがなくなったら「気にしないで遊んでくれ」とのことなので遊具で適当に遊ぶ。トランポリンを見つけたのでけふの寝床にすると決めた。その後、スプリング遊具を見つけたので遊んでみる。これは意外に面白い。あと限界まで反らせたりして遊んだがスプリングが馬鹿になってないと良いなぁ。
あと向こうの班と話したりもした。向こうの班に「雨が降るかもしれないからフライシートを被せた方が良い」と警告したら「雨降らない」との話なのでケータイを確認したら予報が変わっていた。これで心置きなくトランポリンで眠れる。
そうやって馬鹿をしているうちに飯完成。作ってる途中は野菜類と肉が多いと思ったが案外そうでもなかった。どうやら当初6人前分だったが密かに8人前に変えたらしい。完食するのは中々辛かった。8人前だと知っていたら間食用のやつなんて必要なかったな。実は酒も2つ買ってしまったし。
喰いきれなくてしょうが無いのでNに残った分をゆずる。
けふの分はこれで終了、やっぱ125kmも走ると色々な出来事があるなぁ。